シーズン後半戦2戦目。記念すべき第1回大会のこのレースに、大会主催側から招待していただき出場してきました。
スタートは8時にプロ男子がスタートしてからのウェーブスタート制で、プロ女子は8時3分のスタート予定でしたが、大会当⽇は朝から気温が冷え込み、その為、スイム会場は濃い霧が発生。目標物であるブイが全く見えない状態でした。8時近くになってもその状況は変わらなかったので、スタート時間が1時間遅れの9時に変更になりました。それでも霧は晴れず、最終的にはスイムが1000mの短縮に変更が決まりました。スタート地点に並んでも、第1ブイが全く見えず、皆口を揃えて「どこに向かえばいいんだ?」と... そして、スタート直前に、プロの男女は一緒のスタートになると言われ、⼼の準備もできないまま スタートしました。
ブイを見失わないように、いつもよりもヘッドアップの回数を増やして泳ぎました。
あっという間にスイムが終わり、バイクパートへ。
バイクコースは平地メインのコースでしたが、風が常に前から右から左からと吹いてきて、 また、ずっとペダルを漕ぎ続けていかなければならないコースなので予想以上にハードなコースでした。
折り返し地点が何箇所もあり、そこで前を走る2選手との差は確認できましたが、近くにはいるけれど、差がなかなか縮まらないまま3位でバイクを終了しました。
ランもバイク同様、平地基調のコースでした。 前半の10kmは1キロ4分10秒〜~20秒ペースを刻み、良い感じで走れていました。 折返し地点で前との差を確認すると、2位の選手のペースが落ちてきているのが分かりました。 追いつくことを目標にして走りましたが、逆に2位の選⼿が終盤ペースを上げ、 私のペースが上がらなかったことで追いつくことができませんでした。 そのまま3位でフィニッシュしました。 前レースのアイアンマンジャパンでは、10キロまではイメージしている⾛りができました。
今回は、16キロまでイメージの走りができたので、少しづつその距離が伸びていけるように 今後も練習を継続していきたいと思います。
アイアンマン70.3レースは3年振りの出場でしたが、アイアンマンのペースに⾝体が慣れてしまっている為、常にアベレージスピードを上げていくのが難しかったです。世界のトップでは、アイアンマンディスタンスの⾼速化が進んでいるなか、 今シーズンは、アイアンマンディスタンスでのスピード強化を目指し、70.3レースやオリンピックディスタンスに積極的に出場しています。
次戦は11月2⽇のアイアンマン70.3台湾に出場するので、今回の反省を活かし、更にスピードに 乗れるようにを意識して、トレーニングをしていきたいと思います。
今後とも応援を宜しくお願いいたします。
2014年10⽉月5⽇ 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美
リザルト | スイム | バイク | ラン | 総合タイム |
1 Katy Duffeield(Australia) | 13:28 | 2:32:58 | 1:32:32 | 4:21:41 |
2 Rebecca Hoschke(Australia) | 14:03 | 2:30:45 | 1:38:54 | 4:25:58 |
3 酒井絵美(Japan) | 14:55 | 2:33:43 | 1:37:08 | 4:28:42 |
使用機材