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今シーズンの開幕はフィリピンから!成⽥からマニラまで飛行機で約5時間、マニラからレース会場まで⾞で5時間の移動でした。 寒い⽇本から⼀転気温30度オーバーのフィリピンの暑さに最初は⾝体もびっくりしていましたが、⽇に⽇に慣れて、疲労も抜けた良い状態でレース当⽇を迎えることができました。

プロのスタートは6時28分。波もなく海のコンディションは良好でした。
⽔温が⾼い為、ウエットスーツ着⽤なしになりました。
スイムは私ともう⼀⼈の選⼿と協⼒し合って泳ぎました。ウエットスーツなしのスイムは苦⼿としていましたが、31分台のベストタイムで泳ぐことができました。これもオフシーズンのテクニック強化の成果であると実感できました。

バイクパートのスタート直後は空港の滑⾛路を⾛り、それからはひたすらハイウェイを⾏って帰ってくるコース。緩やかなアップダウンがあり、⾏きは向かい⾵に苦しめられました。 調⼦は良く、4⼈の選⼿を抜いて7位に上がりましたが、トップ集団との差は徐々に開いてしまい、もっとバイクのスピードや、バイク⼒そのもののレベルを上げていかないと上位では戦えないと痛感しました。7位でランパートへ。

ランコースは⽚道10キロの折返し。
ランに⼊る頃から⽇差しが強くなり、気温も⼀気に上昇してきました。 コース上には⽇陰がなかったのですが、1.5キロごとにエイドステーションがあり、そこでしっかり⾝体を冷やすことができたので、それほど暑さを感じることはありませんでした。前半からラストまでほぼ同じペースで刻むことが できました。⼀番の収穫は、21キロが⻑いと感じなくなったことです。これまで必ずと⾔っていいほど落ちていた後半のペースが、落ちることなく、むしろラスト1キロは上げることができました。また、脚へのダメージも 少なく、スイム同様オフトレーニングの効果が確実に表れていることが実感できました。 残り3キロ地点で1⼈を抜き、6位に上がりそのままフィニッシュしました。 5位までが表彰、賞⾦獲得だったので残念でしたが、70.3レースでのパーソナルベストタイムを更新することができました。

今⼤会は初開催だったこともあり、またフィリピンへ⾏くのは初めてで未知の世界だったのですが、運営がしっかりしていた素晴らしい⼤会で、⼤会主催側のホスピタリティにも感動しました。
⾼温多湿というタフな条件の中でレースできたことで、来⽉の宮古島⼤会に向けての良いシュミレーションができました。

次戦は4⽉19⽇の全⽇本トライアスロン宮古島⼤会に出場します。
前半戦のメインレースです。今後とも応援を宜しくお願いいたします。

株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美

リザルト スイム バイク ラン 総合タイム
1 Parys Edwards(GBR) 28:36 2:20:33 1:25:31 4:18:13
2 Beth Gardes(USA) 27:47 2:26:01 1:16:45 4:24:05
3 Dimity-Lee Duke (AUS) 28:26 2:25:15 1:29:59 4:27:39
4 Emma Bilham (CHE) 25:17 2:30:22 1:38:43 4:37:39
5 Katy Duffield (AUS) 27:49 2:34:58 1:33:52 4:40:03
6 Emi Sakai (JPN) 31:19 2:34:41 1:40:12 4:51:08
7 Belinda Granger (AUS) 27:23 2:27:46 1:54:27 4:53:36
8 Monica Torres (PHL) 34:44 2:34:40 1:40:54 4:53:46

    使用機材

    • バイク: SCOTT Plasma 5
    • コンポーネント: Shimano Dura-Ace 9070 Di2
    • ペダル: Shimano PD-9000
    • ホイール: Shimano WH-9000 フロントC75 リアC75
    • バイクシューズ: Shimano SH-R260
    • ヘルメット: KABUTO AeroK-2
    • サングラス: SMITH PivLock Arena
    • 補給⾷: パワージェル、ジェルブラスト、TOP SPEED
    • 時計:GARMIN ForeAthlete 920XTJ
    • ランシューズ: HOKA ONEONE HUAKA
    • ⽔素⽔: Carry-H
    • サプリメント: Kentai BCAAシトルリン、塩サプリ
    • メカニックサポート: メイストーム
    • バイクフィッティング:Retul,BIKEFIT(サンメリットバイクスタジオ)