今シーズンのラストレース。昨年に引き続き、今年も大会主催側から招待していただき出場してきました。 台湾ケンティンは台湾の最南端にある、台湾のハワイのようなリゾート地です。気温も一年中温暖で、11月 だと言うのに気温が日中は30度を超える暑さでした。
レース前日から強風となり、その風はレース当日になっても収まる気配はありませんでした。おまけに雨も降り出し、暑いどころかスタート前の準備は寒さを感じるほどでした。強風の為、安全面を考慮してバイクパートが90kmから77kmに短縮されて開催されることになりました。
6時にプロ男子、その1分後にプロ女子がスタートしました。コースは行って帰ってくる1Lap。風の影響で白波が立ち、海水も飲んでしまい、流されて思うように泳げなかったりと苦戦しました。ここ数レースは湖でのレースが多かったので、海で泳ぐことの難しさを改めて痛感しました。
バイクは短縮になった部分を除いて2Lap。海岸線は向かい風がきつかったけれど、概ね平地の走りやすいコースでした。スイムで苦戦した分、バイクで挽回して少しでも前との差を詰められるよう最初からプッシュしていきました。途中順位を4位に上げ、下り区間で更に引き離すことができました。そのまま4位でバイクフィニッシュ。
ランをスタートした前3選手との差はそれほど開いていないことが分かり、ランでもバイク同様に少しでも前との差を詰められるよう、最後のランをスタートしました。
ランはほぼワンウェイで、残り7kmはフィニッシュ付近を往復するコースでした。バイク同様、概ね平地でした。冷たい雨が降っていた朝も、ランに入る頃には気温が上昇して暑くなりました。
ただ、それほど暑さを感じずペースダウンをすることなく、最後まで集中して走り続けることができました。トップ3の壁は高く、そのまま4位フィニッシュとなりました。
ペースは安定していましたが、アベレージスピートの向上が今後の課題です。
今年でプロカテゴリー11年目。今シーズンもケガや大きな病気もなく、無事に終えることができました。今シーズンの大きな目標は、前半戦の全日本トライアスロン宮古島大会、後半戦のアイアンマンジャパンで共に優勝することでした。宮古島大会では優勝することができましたが、アイアンマンジャパンでは3位と
今年もタイトルを獲ることができませんでした。
宮古島大会までは自分自身の進化を感じることができましたが、それ以降はレース連戦もあり、停滞状態が続いてしまいました。来シーズンは年間を通じて高いパフォーマンスを発揮できるようになることが課題です。その為には、今冬のオフトレーニングで頭と身体を上手く使って、更に進化できるよう取り組んでいきたいと思います。
今シーズンも応援ありがとうございました!
2015年11月9日 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美
リザルト | スイム | バイク | ラン | 総合タイム |
1 Gina Crowford (New Zealand) | 26:49 | 2:04:07 | 1:28:02 | 4:05:37 |
2 Kate Bevilaqua (Australia) | 28:11 | 2:03:07 | 1:29:46 | 4:07:08 |
3 Dimity-Lee Duke (Australia) | 28:17 | 2:06:40 | 1:32:53 | 4:14:13 |
4 Emi Sakai (Japan) | 33:27 | 2:04:35 | 1:36:28 | 4:21:36 |
5 Kathryn Haesner (New Zealand) | 28:04 | 2:11:09 | 1:37:53 | 4:23:44 |
使用機材