今シーズン3戦目となる、アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン大会に出場しました。この大会は、日本で唯一のアイアンマンシリーズ戦で、プロ、エイジの選手を含めて国内外から1600名の選手が出場しました。
今年は世界トップクラスの実力の持ち主である、オーストラリアのAnnabel Luxford選手を始め、過去にないハイレベルなメンバーが揃っていました。目標は表彰台。私にできるレースプランは、最後まで諦めすに前を追うこと。良い緊張感の中、スタートを迎えることができました。
水温が規定より高かった為、プロカテゴリーはウエットスーツ着用不可となりました。7時30分にスタート。
スイムコースは1,9kmを1周回。スイムは苦手種目であり、まだまだ改善の余地がある中で、最近はあれこれ
考えて泳ぐあまりに力んだ泳ぎになっていました。それを大会前に修正でき、調子も取り戻せたので、今シーズンの中では一番良い泳ぎができました。8位でバイクへ移りました。
バイクコースは、まずは1周16kmのコースを4周回。その後、残り25kmは知多半島の丘陵地帯を走るコースで特に丘陵地帯のアップダウンと細かいカーブが続く道では、バイクの実力差が大きく出るコースでした。
宮古島大会以降、バイクでの身体の使い方が上達し、これまでは低いケイデンスで力任せで漕いでいたのを今回は、ケイデンスも上がり、楽に速く走れるようになりました。
周回コースで前を走る選手との差も縮んできているのが分かり、知多半島のアップダウン区間もペースダウンすることなく、最後までプッシュし続けました。バイクで2人を抜き、6位でランへ移りました。
ランコースはスタートとフィニッシュが違うワンウェイコースで、前半はアップダウン、後半は平地のコースでした。5位までが表彰台に上がれるので、6位は絶対に取りたくない一心で見えない差を追い続けました。
すると、15km付近で前を走るオーストラリアの選手が見え出したので、追いつけるチャンスだと思いペースを上げました。追いついてからしばらく後ろに付かれましたが振り切り、そのまま5位フィニッシュとなりました。
表彰台はゲットできましたが、ランタイムが思ったよりも良くなかったので、悔しいランとなりました。
昨年同様、今年も5位という成績でしたが、今年は出場メンバーがハイレベルだったこともあり、価値ある5位でした。バイクは優勝したLuxford選手と2分差遅れで走れたことは、大きな自信となりましたが、スイムとランはまだまだ足元にも及ばないレベルです。その差を少しずつ縮めていけるようにこれからも頑張っていきます。
次のレースは、6月19日の五島長崎国際トライアスロン大会 エリート(Swim 2km/Bike 124km/Run 21.1km)に出場します。ミドルディスタンスの連戦は初めての経験で不安もありますが、新たなチャレンジを頑張りたいです。
今後とも応援を宜しくお願い申し上げます。
2016年6月26日 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美
リザルト | スイム | バイク | ラン | 総合タイム |
1 Annabel Luxford (Australia) | 25:42 | 2:25:41 | 1:26:33 | 4:24:06 |
2 Kate Bevilaqua (Australia) | 27:48 | 2:27:21 | 1:31:37 | 4:32:50 |
3 Keiko Tanaka (Japan) | 26:17 | 2:29:36 | 1:32:01 | 4:34:13 |
4 Shiao-Yu Li (Taiwan) | 30:53 | 2:28:21 | 1:31:03 | 4:37:07 |
5 Emi Sakai (Japan) | 33:54 | 2:27:33 | 1:35:35 | 4:44:42 |
6 Renee Baker (Australia) | 27:50 | 2:27:57 | 1:45:43 | 4:48:09 |
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