長崎国際トライアスロン大会(バラモンキング)エリートの部に出場しました。
アイアンマン70.3ジャパン大会から1週間。ミドルディスタンスの連戦は初めての経験だったこともあり、1週間の間で身体は回復するのだろうかなど不安な点がありました。間のトレーニングはリカバリー最優先で行い、身体を軽く動かす程度でした。身体に切れが戻ったのはレース2日前。レースは大丈夫だという身体のサインを信じてレース当日を迎えました。
当日は高い確率で雨のレースを覚悟していましたが、明け方には雨が止んで奇跡的に天気が回復しました。
エリートは一番最後の8時35分にスタート、1周2kmのコースでした。事前のトレーニングでは身体の切れは戻ってきていたものの、実際レースとなるとどうか?という心配もありましたが、身体も良く動いてくれました。先週のアイアンマン70.3ジャパン大会からの良い感覚もキープできて、今の実力では良いタイムでスイムアップできました。
バイクコースは平地がほとんどない、アップダウンを繰り返す、国内のトライアスロン大会の中でも最もハードなコースで、今回はバイクの出来が一番のポイントとなりました。この福江島は毎年冬に合宿を行っている所でもあり、合宿中はバイクコースを毎日走り込んでいたので、コース状況は把握できていました。常にコースを先読みできることで、精神的にも余裕を持って走ることができ、やはり事前にコースを把握しておくのとしておかないのでは、あらゆる意味で違うと感じました。スイム同様、バイクでも身体の動きは良く、124kmのバイクパートがあっという間に終了してしまうくらい良い集中力の中で走りきることができました。
ランは片道10.5kmの往復で、所々アップダウンのあるコースでした。ランの折り返しあたりまではイーブンペースで走れていたのですが、後半は疲労と気持ち悪さ、そして蒸し暑さとの戦いもあってペースダウンしてしまいました。太陽は出ていなかったものの、蒸し暑さは半端なく想像以上に暑さを感じました。ラン終盤は気合いでペースを戻して立て直しましたが、トータル的に見ると物足りなく、練習でやってきたことが生かしきれていない走りでした。
今回は優勝は最低条件だったので、まずは無事に走り切れて結果を残せたことが良かったです。今回初めてミドルディスタンスの連戦を経験しましたが、体力的には十分やっていけることが分かりました。海外のプロ選手達は、このような連戦を当たり前のように行っています。以前の私だったら体力がもたなかったはずですが、今回の経験を自信にして、またチャレンジしていきたいと思います。
次のレースは7月24日の長崎西海トライアスロンin大島大会(Swim1.5km/Bike40km/Run10km)エリートの部に招待選手として、7月31日の榛名湖リゾートトライアスロンin群馬大会(Swim1.5km/Bike40km/Run10km)にゲストアスリートとして出場します。専門外の距離のレースとなりますが、スピードを鍛える良いチャンスにもなります。前半戦最後となる2レースです。
今後とも応援を宜しくお願い申し上げます。
2016年6月30日 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美
リザルト | スイム | バイク | ラン | 総合タイム |
1 酒井絵美 | 33:09 | 3:40:35 | 1:42:45 | 5:56:27 |
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