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今年も招待選手としてエリートの部に出場しました。例年よりも開催が1週間遅かった為、九州地方は梅雨明けをしていてとても暑く、レース当日も暑さに苦しめられました。

9時に第1ウエーブがスタート。エリート女子は2分後の第2ウエーブでスタートしました。スイムコースは湾内を2周半する、途中に上陸してポンツーンからの飛び込みがあったり、スタートとゴールが違う面白いコースです。
スタートはフローティングスタート(水中からのスタート)で、最前列からスタートをしたのですが、エリート女子以外の選手達はウエットスーツを着用していたので、スタートと同時に後ろから出た選手達に乗っかられて沈んでしまい、そこからなかなか抜け出すことができない状況に陥りました。久々に激しいバトルに遭い、沈められるという体験も初めてでした。私は冷静に対処できましたが、実戦に慣れていない人はこういう時にパニックを起こし、それが事故にもつながる可能性もあることを今回身を持って実感しました。スタートは出遅れてしまいましたが、遅れを取り戻すべく追い上げていきました。

バイクコースは大島を2周回。アップダウンがあり、コーナーあり、下りもテクニカルで常に集中を必要とするコースです。1年振りのオリンピックディスタンスレースでしたが、昨年よりも実力がレベルアップできているし、良い走りができるだろうから力を出し切ろう!スイムで大きく先行している川口選手との差を縮められるのはこのバイクしかないので、最初から全開でいきました。
しかし気負いすぎてしまい、走りは終始力んでいてフォームもバラバラ。良い時の走りと比べると、程遠い走りとなってしまいました。結局川口選手との差は、バイク終了時で40秒まで縮めることができましたが、追いつくことができないまま、ランへ移りました。

ランもバイク同様アップダウンコースで、日陰もなく暑く、暑さとの戦いにもなりました。スタートしてから約4キロの最初の折り返しでは、トップを走る川口選手との差はバイク終了時での差と同じくらいでした。バイクでは力んでしまい良い走りができなかったので、ランでは力まずに走ることを心がけました。終盤に差を広げられてしまい、2位でのフィニッシュとなりました。バイクで追いついて、ランで逃げ切るレースはできませんでしたが、オリンピックディスタンスのエリート選手と僅差の勝負ができたことは、評価できる点だと思います。

次のレースは、地元群馬県でのレース。7月31日の榛名湖リゾートトライアスロンin群馬大会にゲストアスリートとして出場します。
今後とも応援を宜しくお願い申し上げます。

2016年8月6日 株式会社ライムメンバーズ 酒井絵美

リザルト スイム バイク ラン 総合タイム
1 川口綾巳 (長崎県) 22:43 1:11:33 42:56 2:17:12
2 酒井絵美 (群馬県) 28:37 1:06:25 43:32 2:18:34
3 淡田優里(長崎県) 29:29 1:12:45 48:24 2:30:38

    使用機材

  • バイク:SCOTT PLASMA TEAM ISSUE
  • コンポーネント:SHIMANO Dura-Ace 9070 Di2
  • ペダル:SHIMANO PD-9000
  • ホイール:SHIMANO WH-9000 フロント50 リアC75
  • バイクシューズ:SHIMANO TR9
  • レースウエア:PSI CUSTOM
  • ヘルメット:KABUTO AERO-K2
  • バーテープ:KABUTO BT-06
  • ボトルケージ:KABUTO PC-3
  • 補給食:PowerBar パワージェル、パワージェルショッツ、TOP SPEED
  • バイクボトル: PowerBar
  • ドリンク:Carry-H Athlete
  • 時計:GARMIN ForeAthlete 920XTJ、ForeAthlete 220J
  • サングラス:Smith Optics PIVLOCK V2
  • ランシューズ:HOKA ONEONE HUAKA
  • サプリメント:Kentai BCAAシトルリン、スポーツドリンク
  • メカニックサポート:メイストーム
  • ボディメンテナンス: たかどう治療院